つわりの症状と天気の関係とは?雨の日はつわりが酷くなる?!
朝起きて天気がどんよりとしていると気分が滅入ってしまいますよね。
ただでさえつわりで体調が万全でない中、天気が悪い日にはつわりの症状が悪くなるという声を耳にします。実際のところどうなのでしょうか?
今回はつわりの症状とお天気の関係について先輩ママの体験談とともに解説していきたいと思います。
目次
つわりの症状は天気が悪いとひどくなる?
天気が悪くなるとつわりの症状が酷くなる場合が確かにあるようです。特に梅雨時や雨の日などには具合が悪くなったり頭痛を伴うケースも。
ではなぜ天気が悪くなるとつわりの症状が悪化するのでしょうか?順番に解説していきましょう。
雨の日につわりが酷くなる原因は?
つわりの症状と天気の関連はまだメカニズムが解明されておらず原因はわかっていませんが、環境(気圧)の変化やストレスによる自律神経の乱れが影響しているのではないかと言われています。
気象病(気圧の変化)
「気象病」とは気象の変化によって体調に何らかの変化が起こる事で発生する病気の総称です。梅雨時や季節の変わり目になると「古傷がうずく」という話がありますが、これも「気象病」のひとつです。
気象病の原因ははっきりと解明されていません。雨の日に気圧が低下することで血管が拡張するためだとか、体内の気圧を感知するセンサーが自律神経の働きを狂わせてあらゆる疾患を引き起こすなどと言われています。
いずれにしても雨の日のつわり症状悪化は気象病のひとつと考えられます。
気象病の症状としては以下のような症状があります。
- めまい
- 吐き気
- 頭痛
- 関節痛
- 腰痛
- 神経痛
- うつ病
- 喘息
- リウマチ
- じんましん
ストレスによる自律神経の乱れ
もうひとつの原因として考えられるのは、ストレスによる自律神経の乱れが症状を悪化させているというものです。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り立っていて、自分の意思とは関係なく外部の情報や刺激に対してうまく調整を行ってくれる神経です。この2つの神経は正反対の働きをしますが、双方バランスを保つことによって健康状態が維持できているのです。
出典「http://health.suntory.co.jp」
自律神経の不調を引き起こすもっとも大きな原因は「ストレス」です。
妊娠中はつわりの症状や流産への不安など様々な身の回りの変化が急激におこり多くのストレスがかかります。
ただでさえ不安が多くストレスがかかっている状態の時にどんよりとした天気だと余計に気分が滅入ってしまいますね。
ストレスが溜まりすぎると「副交感神経」の働きが低下します。すると「交感神経」とのバランスが崩れ、つわりの症状悪化につながりやすいのです。
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先輩ママの体験談
先輩ママ達はどうだったのでしょうか?質問サイトなどの情報から体験談を見てみましょう。
旦那に伝えても「気のせいなんじゃないの~」とか言われるし、気が滅入りますよね…
今日も大雨なのでとにかく横になって過ごしてます。detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
頭痛を伴うケースもあるようです。
お薬も飲まずに、ただ我慢するしかないんですが辛いですよね~detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
妊婦ですが何ヶ月になっても天気の悪い日は頭痛があったり体調が優れない事の方が多いです!detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
天気予報を確認してつわりに備えよう!
メカニズムが判明していないとはいえ、天気がつわりの症状に何らかの影響を与えている事は間違いなさそうです。
事前に天気予報をチェックしておきつわりの症状が悪化した時のために備えておくと良いでしょう。
体調が良いうちに栄養分を摂取したり、水分を多めに摂取したりしておきましょう。また外出の予定がある場合には可能であれば予定を変更したりして柔軟に対処できると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は天気とつわりの症状の関係について解説してきました。
これまで見てきたように、天気が変わる事により身体に何らか変化を与えつわりの症状にも変化が生じます。
雨の日にはつわりの症状が悪化するものだと認識しておくだけでも備えもでき、気分的に楽になれます。
またストレスも自立神経の働きに影響を与えつわりの症状を悪化させる可能性があります。
天候の良し悪しに振り回される事なく時間があれば映画を観たり音楽を聴いたりするなど、自分なりのリラックス方法を見つけてマタニティライフを楽しく過ごして頂ければと思います。
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