臨月だけど映画に行きたい!大きな音は大丈夫?赤ちゃんへの影響は?
子供が生まれたらなかなか行けないから今のうちに映画に行っておきたい!
そんなママさんも多いはず。たまには新作映画を見て気分転換をしたいですよね。
ただ臨月となると「体調が悪くなったり万が一破水してしまったらどうしよう?」「映画館の大音量やホラー映画はお腹の赤ちゃんには良くないのでは?」など、本当に映画に行っても大丈夫なのか不安がつきものです。
そこで今回は「臨月に映画館行っても大丈夫なのか?」「映画に行く時の注意点」「お腹の赤ちゃんに与える影響」について徹底的に解説していきます。
目次
臨月に映画に行っても大丈夫?
臨月に入ってからの映画鑑賞はいくつかの注意点がありますが、出産の兆候がなければ問題ないでしょう。
臨月は運動をして出産に備える時期でもありますし、リラックスや気分転換にも効果的です。
ただし、臨月に入るといつ産まれてもおかしくないと言われています。
この後詳しく解説していきますが、外出先での体調不良や突然の破水などにあらかじめ備えておく必要があります。
映画館の大音量は赤ちゃんに悪影響?
映画の内容にもよりますが映画館の音量は大きく突然の爆発音が何度もある場合があります。お腹の赤ちゃんがびっくりするのでは?何か悪影響があるのでは?と不安に思うかもしれません。
実は赤ちゃんはママの声以外はほとんどぼんやりとしか聞こえていないということが分かっています。
ですので映画館程度の大音量でも赤ちゃんには特に問題ないんです。
ホラー映画はやめた方がいい?
あまり過激な映画は妊娠中でなくても心臓には良くありません。
しかし普段から好きでホラー映画を見ているような方であれば臨月であっても問題ないでしょう。
モーツァルトなどのクラッシックを聞く事だけが胎教というわけではありません。
ママが心の底から楽しいと感じたり、美味しいものを食べたり、映画を見てスッキリしたりして充実した生活を過ごせる事が一番の胎教になります。
家にいて退屈しているよりも、映画を見てドキドキハラハラしながら思いっきり楽しむ方がお腹の赤ちゃんにとっては嬉しい事なのです。
ただし、3D映画などは視覚に負担がかかりお腹の張りを引き起こす場合もあるので注意が必要です。
また特殊効果が体験できる4DXなどの映画についても同じく注意が必要で、映画館によっては妊娠中の方は視聴できない場合もあるようです。
臨月に映画館へ行く場合の注意点
ひとりでは行かない
臨月に入るといつ産まれてくるか分かりません。予定日の数週間前に産まれることもあります。
体調が急に悪くなったり破水したりした場合に備えて、ひとりでは行かずに必ず誰かと一緒に行くようにしましょう。
病院まで30分で行ける映画館を選ぶ
万が一の事があった場合にかかりつけの病院まで30分程度で行ける距離であれば何かと安心です。
臨月に入ったら病院まで1時間以上かかってしまうような場所へはなるべく行かないようにした方が良いでしょう。
出口に近い座席を確保する
お腹が大きくなるとトイレが近くなりますので出口(トイレ)に近い座席を予約時にチェックして確保しておくと良いでしょう。
また、妊婦さんに都合の良い座席を案内してくれる映画館もありますので予約時に問い合わせてみるのも良いでしょう。
母子手帳・ナプキン・タオルを持参する
突然の破水に備えて夜用のナプキンとタオルがあると安心です。
映画館に行く時に限らず臨月に入ったら必ず持参するようにしましょう。
連絡先カードを用意する
体調が悪くなった時に同伴者に連絡してもらう連絡先をあらかじめ紙に書いて用意しておきましょう。
かかりつけの病院や連絡してほしい家族の電話番号などを紙に書いておき、万が一の時にさっと確認してもらえるようにしておきましょう。
母子手帳に記入したり連絡先カードを貼り付けておいたりしておくと良いでしょう。
腰に当てるクッションなどを持参する
大きなお腹で2時間近く同じ体勢で座席に座っているのは大変です。
腰も痛くなってきますのでクッションなどを用意して体勢を少しでも変えられるようにしておくと良いです。
妊娠中の腰痛はとても辛いですよね。腰痛対策についてはこちらの記事で詳しく解説していますので是非チェックしてみてくださいね。
参考記事「「妊娠中の腰痛」これで大丈夫!原因と対処法15選!」
ブランケットなど持参し冷えに備える
映画館はエアコンが効きすぎて足元が冷える場合がありますので、ブランケットを用意しておくと安心です。
暑い場合は脱げばいいわけですから、冷え対策には十分すぎるくらい準備しておきましょう。
マスクを着用する
人が多く集まる場所はインフルエンザやその他ウィルスに感染しないよう必ずマスクを着用し予防しましょう。
また館内はエアコンで空気が乾燥している場合が多いです。喉の保湿を保つ意味でもマスクの着用はオススメです。
長いスカートは履かない
館内は薄暗く階段の上り降りが多いです。長いスカートは裾を踏んで転倒してしまう危険がありますのでやめておきましょう。
緩めの靴を履く
2時間程座った状態だと血行が悪くなり足がむくんでしまいがちです。きつめの靴ではなく緩めの靴を履くようにしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
これまで見てきたように臨月であっても体調が良くて出産の兆候がなければ、映画鑑賞は問題ありません。
ただし、しっかりと備えをして必ず誰かと一緒に行くようにしましょうね。
赤ちゃんが産まれたらゆっくり映画を見に行ける機会も少なくなります。
万が一陣痛がおきてもすぐ産まれるというわけでもありません。せっかくですから思いっきり楽しんで下さいね。
みなさんのお役に立てれば大変嬉しく思います。
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