つわりがひどい!結婚式は出席か?キャンセルか?迷っているあなたへ
つわりの症状がひどくて結婚式への出席をキャンセルすべきかどうか悩んでいませんか?
大切な友人の結婚式となれば是非出席してお祝いしてあげたいですよね。
しかしつわりで一日中吐いてばかりいて動けないような場合には結婚式場に行くだけでも大変。
でも今さら欠席するなんて言い出せない・・・と悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
そこで今回はつわりが酷い状態で結婚式に出席すべきか?キャンセルすべきか?検討すべきポイントについて解説していきます。
つわりで結婚式を出席する場合の注意点
つわりの症状がある妊婦さんが結婚式に出席する場合にはどのような事に注意すべきでしょうか?
事前に考えられることをピックアップし万が一の事が起こった場合でもすぐに対応できるよう、万全の準備しておくことが大切です。順番に見ていきましょう。
友人や式場スタッフに事前に伝える
まだ妊娠していることを友人に伝えていない場合もあるかもしれません。
しかし結婚式に出席するなら友人のサポートが必要です。事前に伝えておき気分が悪くなった時にフォローしてもらえるようにお願いしておきましょう。
また式場のスタッフにも事情を説明しておきましょう。披露宴の乾杯の飲み物に炭酸水を用意してくれるなど、配慮の行き届いたサービスを提供してくれる式場が多くあります。
出入口近くの席に変更してもらう
体調が悪くなった場合にすぐに退席できるよう、出口に近い席に変更してもらえないか新郎新婦に相談してみましょう。
控室などの場所を確認しておく
結婚式場では授乳室や休憩室などがあります。気分が悪くなった時にすぐに行けるよう事前に式場スタッフに確認しておきましょう。
思い切って部屋を宿泊予約する
結婚式場がホテルなどの宿泊施設であれば、部屋を予約しておくと安心です。控室を使える時間は限られていますので一定の時間を経過したら退出しなくてはなりません。
体調が戻らない場合などの場合には部屋を予約しておき、つらい場合には翌朝までゆっくり横になれる場所を確保しておくとより安心です。
冷え対策をしっかりと行う
妊婦さんにとって冷えは大敵です。結婚式場や披露宴は広い場所が多く冷えることが予想されます。
足元などが冷えないようブランケットなどの冷え対策をしっかりしておきましょう。
万が一の場合に備え式場近くの産婦人科を調べておく
つわりの時期はママにとっても赤ちゃんにとっても大切な時期です。万が一の場合にすぐに連絡できるよう式場に近い産婦人科の場所と連絡先を調べておきましょう。
そして誰かにすぐに伝えられるようにしておくと安心です。母子手帳をお持ちであれば、緊急時に連絡してほしい家族などの連絡先とともに挟んでおくとよいでしょう。
結婚式のみ出席し披露宴を欠席する
披露宴の料理のにおいやタバコのにおいで吐き気を催してしまう場合には、結婚式のみ出席させてもらう事も検討しましょう。
この場合でも披露宴のキャンセルが必要になりますので、新郎新婦に早めに連絡するようにしましょう。
つわりが辛くても結婚式は出席すべき?
まずはお腹の赤ちゃんの事を優先に考えよう
つわりの症状は人それぞれですので一概には言えませんが、あなた自身が出席かキャンセルかを迷っている場合にはキャンセルする事を検討すべきでしょう。
つわりの症状がある妊娠5週頃~16週頃までの妊娠初期はママにとっても赤ちゃんにとってもとても大事な時期です。この時期に無理をして体調を崩したり赤ちゃんに万が一の事があっては悔やんでも悔やみきれません。
結婚式に出席して直接お祝いできない事はとても残念なことではありますし、キャンセルすることで新郎新婦に迷惑が掛かってしまうのはとても気が重いですよね。
しかしまずはママの体調とお腹の赤ちゃんの事を最優先に考えて検討しましょう。
周囲に迷惑が掛かることを前提に考えよう
つわりで苦しむ妊婦さんが結婚式や披露宴に出席した場合、周囲に迷惑が掛かってしまう可能性があります。
式の途中で気分が悪くなったりした場合には周囲の方々に気を使わせてしまうでしょう。トイレに行ったっきり長時間戻ってこない場合には心配で探しに行くかもしれません。
そうなると周囲の方達はお祝いどころではなくなってしまいます。
また食事中に気分が悪くなったり吐き気を催したりしたら、同じテーブルで料理を楽しんでいる人は純粋に料理を楽しめなくなってしまいます。
万が一嘔吐してしまった場合には感染症予防のため式を一旦中止する式場もあります。周囲の方達だけでなく新郎新婦や式場にも迷惑をかけてしまうことになりかねません。
判断に迷ったら医師に相談を
ご自身では判断できない場合には医師に相談してみましょう。
これまで同様の相談を受けているはずですので、医師の立場から見た注意点や事例を聞いて判断すると良いでしょう。
つわりで結婚式を欠席する場合はどう伝える?
キャンセルの連絡は早ければ早いほど良い
出席のキャンセルする場合にはなるべく早く伝えましょう。新郎新婦は人数に変更が発生した場合、披露宴の料理のキャンセルをしなければなりません。また、テーブルの席次の印刷や引き出物の数量を変更する必要があります。
披露宴の料理などは大体2週間前までにキャンセルをすれば料金が発生しないケースが多いようですが、キャンセルの連絡は早ければ早いほど良いのは間違いありません。
新郎新婦側にとって一番困るのは、ギリギリまで出席か欠席かわからないという状況です。
どうしても直接お祝いしたいからギリギリまで様子を見たいという気持ちは良くわかります。しかし逆に新郎新婦を困らせてしまう事になってしまうので可能な限り1日でも早く連絡をするようにしましょう。
どうやって伝えたら良い?
出席の連絡をしたにもかかわらず直前でキャンセルの連絡をするのはとても気が重いですよね。しかしここはお祝いの言葉とともにお詫びの気持ちをしっかりと伝えましょう。
ではどのように伝えるべきでしょうか?
メールなどで伝えるよりは直接電話で伝えるほうが良いでしょう。本来は直接会って自分の言葉で伝えるのが一番ですが、つわりの症状が酷くてキャンセルするわけですから現実的ではありません。
電話だとすぐに出られない場合があるかもしれませんのでまずはメールなどでキャンセルの連絡をして、その後なるべく早めに電話で直接連絡してみましょう。
つわりで結婚式をキャンセルすることは非常識な事ではありません。ママの身体やお腹の赤ちゃんの事を優先に考えるのは当たり前の事です。
きちんとお祝いの言葉とお詫びを気持ちを伝えればきっと理解してくれるでしょう。
ご祝儀、祝電を送ろう
結婚式の出席をキャンセルする場合には、出席した場合と同じ金額のご祝儀を送るとよいでしょう。
結婚式は何かと出費がかさみます。新郎新婦にとって品物よりも現金のほうがいちばん助かるものです。
出席する友人などがいれば友人にご祝儀を渡してもらうか、結婚式の2、3日前に届くよう現金書留で送りましょう。
ご祝儀を送る際には手紙やメッセージカード、余裕があればプレゼントを同封してお祝いの言葉を添えてあげると良いと思います。
そして結婚式当日、式場に祝電を届ければより相手に気持ちが伝わります。結婚式場の住所さえわかればインターネットで簡単に祝電を送ることができますのでおススメです。
まとめ
いかがでしたか?
結婚式の出席をキャンセルするとなると新郎新婦へ迷惑が掛かってしまいます。
しかし一番に考えなくてはいけないのはお腹の赤ちゃんです。無理をして体調を悪くしてしまったら後悔するのはあなた自身です。
つわりで結婚式をキャンセルすることは非常識なことではありませんし、あなたの体調とお腹の赤ちゃんの事を考えれば結婚式の空席発生は大した問題ではありません。
迷っているなら出席をあきらめて1日でも早くキャンセルする旨を伝えましょう。お詫びの気持ちと心からお祝いしている旨を伝えればきっとあなたの気持ちを理解してくれるはずです。
また、出席する事を決断した場合には万全の準備をして結婚式に備えましょう。繰り返しますが一番大切なのはお腹の赤ちゃんです。
周囲への配慮はもちろん大切ですが絶対に無理をしないようにしましょう。
今回の記事が皆さんのお役に立てれば非常に嬉しく思います。
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